山上の遺跡 Part#1 / Prasat Plaibat No.1 : 訪問日 05Aug2006


有名なPhanom Rungの南にKhao Phanom Rungと
良く似た穏やかな山容のKhao Plaibatと言う山が
あります。

この山の山頂にある遺跡Plaibat No.1 を紹介します。

Plaibat No.1へ行くには、Khao Plaibatの東側にある
お寺から道を登って行きます。

お坊さんや、お寺でおしゃべりしているおばさん達に
よれば、お寺から4kmの道を登るらしい。

どこから登るのか、迷ったりしないか、危なく無いか、
蛇は出ないか、いろいろ聞いている内に、いかにも
怖がっているように見えたのだと思います。
近くで遊んでいた子供達に、案内してやれと言う事に
なりました。

お寺を出て数100m地点に、石でできた構造物(右写真)
がありました。
侵入者を防ぐ壁にしては、低いし、これは、何なんだろう??



子供達に遅れないように後を追います。

日頃、タイ人は歩くのが遅いと
感じていたが、この子供達は歩くのが
早い。












歩いて行くと不思議にも
木が生えてない地帯が有ります。

火山の溶岩が固まった土地で、
木も生えてないのかな?
でも草木が生えている場所あるし?











山を登って行き、そろそろ頂上では
と思っていると、小さな池が
ありました。

そして、この山の上まで牛飼いが牛を
連れて山の上まで来ていました。

驚いたのは、何でこの山の上に
①なぜ池があるのか?
②人が登るのもやっとだった山の上に
どこから牛が来たのか?

①は、私の想像ですが、
Khao Phanom Rungと同様に、
Khao Plaibatも火山であった。
そして、この池は火口だったのではないか?
と想像します。


やっと遺跡に着きました。

日頃、早歩きで山なぞ登って無いので
本当に疲れました。

また子供達の後に着いて来たので、
ここまで来れたけど、
すぐそこにある遺跡まで足を運ぶのが
怖い。

私も、田舎育ちで山の中を走り回って
遊んだ事はあるけど、
大人になって草むらに入った事は
ありません。



子供達の前で、
蛇が怖いなんて言えないので、
ひとりで勇気を出して遺跡に
近づきます。






























遺跡の柱、壁がなにやら真黒に
なっています。

よく見ると虫(右写真)でした。













無造作に転がっていたまぐさ石です。
















もう一つKhao Plaibatに遺跡があると
聞いていたので尋ねると、
子供達は知らないと言います。

もう一つの遺跡を訪ねるのは、
次の機会にしよう。


私をここまで連れて来てくれて、
本当にありがとう。

Khao Plaibatの頂上からみる景色は
美しかったです。




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